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小さい秋みつけた

なんどか話題にした園庭の桜の木。夏真っ盛りなのに8月に入って、紅葉、落葉が始まりました。暦の上では8月8日が立秋で、これ以降に出す挨拶は「残暑見舞い」となります。この桜を見て、納得です。昔の人って、季節を敏感に感じていたのでしょうね。(前にも書きましたが)心配していた桜の木、ちゃんと神様が秋の準備を始めてくださっているのです。時は備えられていることを思います。

子どもたちを見ていても、そう思います。心配しなければならないことは沢山ありますが、心配しなくてもいいこと、心配しても仕方がないことも沢山ありますね。

《何事にも時があり/天の下の出来事にはすべて定められた時がある》(旧約聖書・コヘレトの言葉3章1節)
(園長)
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# by chidorikids | 2011-08-03 10:10 | 日記

先生たちの夏休み

幼稚園の先生たちは夏休み中は何をしているのだろう、と思うことはありませんか。家でのんびり? 旅行? 勿論、旅行に行くこともあります。リフレッシュ出来ますから、保育にも好影響だと思います。しかしそれだけではなくて、既に着々と2学期の準備を始めているのです。それから当園の特徴の一つですが、卒園アルバムがあります。卒園アルバムは子どもたち一人ひとり違うものを作ることにしているのです。撮りためた写真を切ったり、カットを入れながら世界に1冊しかないアルバムを作るのです。それを卒園式の日に渡します。大変な作業ですが、お家の方の中には涙を流して喜んでくださる方もあります。
(園長)
(写真は年少組のF先生です。午後になっても熱心に仕事してました)
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# by chidorikids | 2011-08-02 14:36 | 日記

お絵かき

当園では時間を決めて、絵を描くとか工作をするということは少ないかも知れません。しかし遊びの中からお絵かきが始まります。皆、自由に描いています。写真の日もそうでした。特に指示をするわけではありませんが、皆自由に、しかも上手に描いてますね。
(園長)
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# by chidorikids | 2011-08-02 14:28 | 日記

開催できた! 夕涼み会

当園では夏休みに入った、早い時期の夕方に夕涼み会があります。夏まつり、縁日という感じです。今年の予定は7月19日(火)でしたが、台風の接近で2日ずらして21日(木)の開催となりました。

19日の朝、台風はそこまで来ているという感じです。どう見ても開催は無理です。しかもゆっくり足の台風との情報。関西に居座るかも知れません。だから2日後に延期しました。問題はスタッフです。19日のつもりでお手伝いをお願いしていたので、来られなくなった人もいます。考えたら保育者も同じです。前日の20日に1学期の反省などを行って、それぞれ夏休みに入るはずでした。中には研修や個人的な予定がある保育者もいるかも知れません。

延期の電話連絡で、あるお母さんが「あるんですか! 中止だと思っていました」と言われたのです。そりゃそうです。保育者が揃わないと出来ません。しかし相談をした時、誰一人として「中止」という発想は持ち合わせていませんでした。なんとか開催したいと思ったのです。そして万難を排して、集まって来ました。

これは当園の宝かも知れません。保育者の誰もが子どもたちのことを一番に考えています。園長として有り難く、嬉しいと思った時でした。「企業は人」という言葉を思い出しました。こういうことなんですね。
(園長)
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# by chidorikids | 2011-07-24 14:32 | 日記

宿泊保育

当園では年長組が宿泊保育に行くのが恒例です。1月くらい前から子どもたちには予定を話します。子どもたちにも意地があって、不安なそぶりを見せないようにしています。しかし近づくにつれ、段々とどこか心配になってくるようです。

それはそうです。殆どの子が初めて親元を離れます。行ってみると実際、体調を崩す子もいます。一番のわんぱくと思っていた子が、意外に寝られなかったりもしました。でも子どもたちは、大人が思うほど「やわ」ではありませんでした。

Aちゃんは行きのバスに酔ってしまったようです。降車後、何度ももどしてしまいました。私たちはもしかしたらただの車酔いではないかも知れないと心配し、ご両親に来ていただきました。午後8時。ご両親が到着しました。この時、Aちゃんは随分と元気になっていました。私たちも泊まらせてあげたい、という気持ちがありました。そこでAちゃん、ご両親、保育者で話しをし、最終的には本人の気持ちを大切にすることにしたのです。

Aちゃんはご両親の顔を見て、里心がついたはずです。だから「帰る」と言うに違いないと思いました。でも頑として「泊まる」と言うのです。ご両親には申し訳なかったのですが、帰っていただきました(お騒がせしました)。勿論、Aちゃんは無事に翌日を迎えました。

この出来事には色々考えさせられました。一番に思ったのは、おとなしいAちゃんの成長。口数が少ないお子さんですが本当に体だけでなくて、心も大きく、丈夫になっていたのです。もう一つはお友達の存在。お父さんやお母さんも大好きですが、お友達のことも大好きなのです。だから帰りたくなかったのですね。こうして子どもたちは大きくなっていくのです。
(園長)
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# by chidorikids | 2011-07-18 08:26 | 日記

神戸市須磨区の千鳥幼稚園です。保育の中で感じたこと、思ったことを、つれづれに書いています。1週間に1度程度更新できればと思います。


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