小さな社会 -泥団子編-
2011年 07月 14日
そのさら砂は必ず誰かが作った大切なものなので、「さら砂一緒に使わして~」「いいよ~」とやりとをして仲間に入ります。その時の会話をちょっとご紹介。
「Bちゃん、さら砂一緒に使わせてね」「いいよ~」「Bちゃんのさら砂って、なんかすごくきれいな色だね」「Bちゃんのさら砂って最高やんな! こんな砂どこで見つけたん?」「めっちゃ白いしな」「どうやって作ったん?」「こんなさら砂初めて見た!」など、褒め上手。
一瞬褒めすぎ~!、と思いますが、手間暇かかけて作っていることをみんなが知っているからこそでしょう。(中略)小さな社会での様々なやりとり。自分の思いを伝えるだけでなく、たまには、気をつかったり、相手を褒めたり、空気を感じとるのも、大切なコミュニケーションの一つですね。人間味たっぷりの心豊かな子どもたちです。(中略)そんなちょっとしたやりとりが、自信につながったり、相手を思いやったりすることにつながっていくと思います。
お団子作り一つでも、作る研究だけではなく、友だち同士のつながりやコミュニケーションも学んでいるだな! う~ん。やっぱり遊びって、大切ですね。
(年長・すみれ組クラスだよりから 6月30日発行)
*写真は2011年3月に撮影したものです。

*下の写真は今年6月のものです。
