<   2011年 07月 ( 8 )   > この月の画像一覧

開催できた! 夕涼み会

当園では夏休みに入った、早い時期の夕方に夕涼み会があります。夏まつり、縁日という感じです。今年の予定は7月19日(火)でしたが、台風の接近で2日ずらして21日(木)の開催となりました。

19日の朝、台風はそこまで来ているという感じです。どう見ても開催は無理です。しかもゆっくり足の台風との情報。関西に居座るかも知れません。だから2日後に延期しました。問題はスタッフです。19日のつもりでお手伝いをお願いしていたので、来られなくなった人もいます。考えたら保育者も同じです。前日の20日に1学期の反省などを行って、それぞれ夏休みに入るはずでした。中には研修や個人的な予定がある保育者もいるかも知れません。

延期の電話連絡で、あるお母さんが「あるんですか! 中止だと思っていました」と言われたのです。そりゃそうです。保育者が揃わないと出来ません。しかし相談をした時、誰一人として「中止」という発想は持ち合わせていませんでした。なんとか開催したいと思ったのです。そして万難を排して、集まって来ました。

これは当園の宝かも知れません。保育者の誰もが子どもたちのことを一番に考えています。園長として有り難く、嬉しいと思った時でした。「企業は人」という言葉を思い出しました。こういうことなんですね。
(園長)
e0209845_14295342.jpg

[PR]
by chidorikids | 2011-07-24 14:32 | 日記

宿泊保育

当園では年長組が宿泊保育に行くのが恒例です。1月くらい前から子どもたちには予定を話します。子どもたちにも意地があって、不安なそぶりを見せないようにしています。しかし近づくにつれ、段々とどこか心配になってくるようです。

それはそうです。殆どの子が初めて親元を離れます。行ってみると実際、体調を崩す子もいます。一番のわんぱくと思っていた子が、意外に寝られなかったりもしました。でも子どもたちは、大人が思うほど「やわ」ではありませんでした。

Aちゃんは行きのバスに酔ってしまったようです。降車後、何度ももどしてしまいました。私たちはもしかしたらただの車酔いではないかも知れないと心配し、ご両親に来ていただきました。午後8時。ご両親が到着しました。この時、Aちゃんは随分と元気になっていました。私たちも泊まらせてあげたい、という気持ちがありました。そこでAちゃん、ご両親、保育者で話しをし、最終的には本人の気持ちを大切にすることにしたのです。

Aちゃんはご両親の顔を見て、里心がついたはずです。だから「帰る」と言うに違いないと思いました。でも頑として「泊まる」と言うのです。ご両親には申し訳なかったのですが、帰っていただきました(お騒がせしました)。勿論、Aちゃんは無事に翌日を迎えました。

この出来事には色々考えさせられました。一番に思ったのは、おとなしいAちゃんの成長。口数が少ないお子さんですが本当に体だけでなくて、心も大きく、丈夫になっていたのです。もう一つはお友達の存在。お父さんやお母さんも大好きですが、お友達のことも大好きなのです。だから帰りたくなかったのですね。こうして子どもたちは大きくなっていくのです。
(園長)
e0209845_8162732.jpg

[PR]
by chidorikids | 2011-07-18 08:26 | 日記

小さな社会 -泥団子編-

プールが始まってからも泥団子作りはまだまだ続きます。ピカピカにするために日々研究をしている子どもたち(どこの砂が良いお団子になるか、さら砂になるか)。園庭に乾いた砂がない雨上がりには今までコツコツためてきたバケツの砂を分け合って使っています。数人でバケツをまるく囲み、しゃがみながらこぢんまり、お団子を作る姿がとても可愛いです。

そのさら砂は必ず誰かが作った大切なものなので、「さら砂一緒に使わして~」「いいよ~」とやりとをして仲間に入ります。その時の会話をちょっとご紹介。

「Bちゃん、さら砂一緒に使わせてね」「いいよ~」「Bちゃんのさら砂って、なんかすごくきれいな色だね」「Bちゃんのさら砂って最高やんな! こんな砂どこで見つけたん?」「めっちゃ白いしな」「どうやって作ったん?」「こんなさら砂初めて見た!」など、褒め上手。

一瞬褒めすぎ~!、と思いますが、手間暇かかけて作っていることをみんなが知っているからこそでしょう。(中略)小さな社会での様々なやりとり。自分の思いを伝えるだけでなく、たまには、気をつかったり、相手を褒めたり、空気を感じとるのも、大切なコミュニケーションの一つですね。人間味たっぷりの心豊かな子どもたちです。(中略)そんなちょっとしたやりとりが、自信につながったり、相手を思いやったりすることにつながっていくと思います。

お団子作り一つでも、作る研究だけではなく、友だち同士のつながりやコミュニケーションも学んでいるだな! う~ん。やっぱり遊びって、大切ですね。
(年長・すみれ組クラスだよりから 6月30日発行)
*写真は2011年3月に撮影したものです。
e0209845_12555242.jpg

*下の写真は今年6月のものです。
e0209845_230685.jpg

[PR]
by chidorikids | 2011-07-14 12:56 | 日記

お弁当

子どもたちが楽しみにしている時間の一つがお弁当です。私がその時間に行くと、両手でお弁当箱を持ち上げて、誇らしげに見せてくれます。皆、お母さんやお家の方が作るお弁当が大好きです。それに美味しそう。
本当に美味しそうだから「その卵焼き一つ、ちょうだい」と言うと、おもいっきり首を横に何回も振ります。美味しいから誰にもあげたくないですね。お弁当はお母さんやお家の方々と子どもたちをつなぐ大切な時なのです。

保護者の皆さんは、子どもたちのことを考えて、バランスのいいお弁当を作られます。中には好き嫌いがある子もいますが、段々と食べられるように工夫されているのがよく分かります。そして好き嫌いがなくなっていきます。お弁当のよさですね。
(園長)
e0209845_11334966.jpg

e0209845_1134073.jpg


e0209845_1138636.jpg

e0209845_11342167.jpg

e0209845_11342913.jpg

[PR]
by chidorikids | 2011-07-13 11:38 | 日記

どこに座ろうか

皆で集まってお話しを聞く時、いつもグループごとに座っているのですが、最近座るまでに必ずどこかで席の取り合いが始まります。(中略)6月の初旬は、そんな取り合いをしていても、周りの子は我関せず・・・。私が間に入り、その都度、気持ちの代弁をしながら、仲裁していました。

そんなある日、Aちゃんの隣をめぐってBちゃん、Cちゃんのバトルが勃発。どちらも「どいてー!」「いや」「私が先だった」「違う! 向こうへ行って」と譲らない様子・・・・。 頻繁に2人が同じことで喧嘩するので「もうどこでもいいやん・・・」と思わず言いそうになった私ですが、そこはグッと我慢。大人にとってはたいしたことじゃないことも、子どもにとっては大きな問題だから喧嘩になるのですよね。

間に入ろうとすると、珍しく、周りの子どもたちが「じゃんけんしたら?」「どっちかが帰り(帰る前のサークル)に座ったら?」と近づいてきました。初めて、子どもたちからの案が出て来たので、しばらく様子を見ていたのですが・・・・。お互いの意見を聞かず、自分の話ばかりするので、仲裁しようとした子まで、喧嘩になり、余計にこんがらがってしまいました。

それでも我関せずだった他人の喧嘩を仲裁しようと近づいたり、一緒に考えてくれたことは大きな成長。今回は余計にこじれてしまいましたが、経験を重ねるごとに少しずつ上手に出来るようになるのでしょう。

毎日、子どもたちと過ごしていると、喧嘩や色々な経験の中で、友だちの気持ちに気づいたり、自分の気持ちを様々な形で表現しようとしていることを感じます。上手くいかないことや葛藤を味わうこともありますが、全ての経験が子どもたちの力につながるよう、7月も丁寧に関わりたいと思います。
(年中・たんぽぽ組クラスだよりから 6月30日発行)
*写真はお片付けです。3人で工夫して、製作用のテーブルクロスをたたみました。直接本文には関係ありません。たんぽぽ組のひとこまです。
e0209845_11264932.jpg

[PR]
by chidorikids | 2011-07-12 10:47 | 日記

子どもが育つみちすじ ~生きる力の火種を培う~

昨日(7月8日)、楽しみにしていた服部祥子先生の子育て講演会がありました。とても感銘深いお話しでした。子どもたちは1~10歳の時に、両親をはじめとする回りの人たちから大切にされている、という経験をすると、それが火種のようになって、思春期(10~20歳)も成人してからも生きていける。成長するに従って色々な困難に遭遇するけれども、その幼い頃に培われたものが、生きる力を与える。自分が大切にされている、掛け替えのないということは、幼い頃にギュッと抱きしめられたり、「大丈夫!」と声をかけられることで育まれる。そんな内容であったと思います。

講演の後、服部先生と一対一で1時間半近くお話しをする、「幸運」に恵まれました。その中でもおっしゃっていました。はやり幼少期、子どもたちはたっぷりの愛情をもって育てられることが大切なのです。それは例えば、抱きしめられることもそうですし、手を繋がれること、たくさんの会話をすること、お家の方のお弁当を食べること、ゆっったりと親子の時間を楽しむことなのだそうです。そうしたら、大人になって辛いことがあっても「幼稚園へ行く時に繋いだお母さんの手が温かかった」「幼稚園の時、お弁当に手紙が入っていて、いつも私のこと『大好き』って書いててくれた」という記憶が力をくれて、乗り越えることが出来るのです。

改めて幼児期の大切さを知る、いい時となりました。
(園長)
e0209845_7582451.jpg

[PR]
by chidorikids | 2011-07-09 07:49 | 日記

わたしのおもちゃ

6月に入り、クラスのお友達との仲も深まり、幼稚園の中でも、自分を出せるようになってきた子ども達です。だからこそ、ケンカをする姿も見られるようになってきました。これも大きな成長です。

今、一番多いのが、おもちゃなどの物の取り合いです。「これ私の!!」「これ僕の!!」といってなかなか譲ることが出来ない時もあります。しかし子ども達はその中でも一歩一歩成長しています。

昨日までは、おもちゃを譲ることができなかった子が、「幼稚園のおもちゃなんだからみんなで使うんだよ」と友だちに言われて、「使っていいよ」と譲ろうとする姿があったり、そんな様子を見て、「やさしいね」とお友達を認め、やりとりをしていたりと、ケンカやトラブルを通して、自分にも思いがあるように、他の人にも思いがあることに気がつきはじめている子ども達です。

このような経験の積み重ねこそが、相手を思いやる気持ちにつながっていきます。ぶつかりあってこそわかる相手の気持ち。その一つひとつが子ども達にとっての大切な経験となり、子ども達の生きる力につながっていくよう、援助していきたいと思います。
(年少・ちゅうりっぷ組クラスだよりから 6月30日発行)
e0209845_1018239.jpg

(はじめての誕生会 4月27日)
[PR]
by chidorikids | 2011-07-07 10:21 | 日記

椅子とりゲーム

年長組では椅子とりゲームがはやっています。結構興奮しますよね。ある日、「決勝」に2人の男の子が残りました。1つの椅子を巡って、駆け引きもあります。担任の弾くピアノが止まった瞬間、二人でほぼ半分ずつお尻をのせました。引き分けで、再試合となりました。ボルテージも上がっているので、負けた子はきっと泣き叫ぶに違いない、と思いました。もしかしたら勝った子を非難するようなこともあるかも知れません。そうなると何となく後味が悪くなります。

その再試合。A君が勝ちました。負けたB君の顔が一瞬、曇りました。でもすぐに、何も言わずに敗者席に座ったのです。私は目頭が熱くなりました。きっと悔しかったと思います。でも潔く、負けは負けと認めました。勿論、相手の子を非難するようなこともありません。

子どもたちはこうやって成長していくのですね。そういえばその前は勝ったC君が負けたD君に「勝っちゃってごめんね」と言って慰めていたこともあります。

子どもたちの心が遊びを通して大きくなっていることを感じるのです。
(園長)
e0209845_123748.jpg

[PR]
by chidorikids | 2011-07-01 12:07 | 日記

神戸市須磨区の千鳥幼稚園です。保育の中で感じたこと、思ったことを、つれづれに書いています。1週間に1度程度更新できればと思います。


by chidorikids
プロフィールを見る
画像一覧